大分・バス横転 柳ケ浦高会見

大分・バス横転　柳ケ浦高会見　

柳ケ浦高校は１１日午後、大分県宇佐市の同校で記者会見を開き、
高橋和治校長や藤久保茂己野球部監督が「亡くなった吉川将聖君と
保護者に心からお悔やみ申し上げます」と沈痛な表情で謝罪した。
野球部副部長の不破大樹容疑者にバスの運転を任せたことについては
「日々の練習もあり、運転までさせるのは酷だった。
専属の運転手を付けようか考えていたところだった」とうなだれ、
学校側の非を認めた。

　同校によると、不破教諭は２００８年４月に体育教師として採用され、
野球の指導に当たっていた。昨年６月に大型自動車免許を取得し、
約３キロ離れた練習場までバスで部員たちを送迎していたが、
遠出の経験はあまりなかったという。

　事故を起こしたバスは普段、スクールバスとして使用していた。
馬場崇夫教頭は、バスにはシートベルトがなく、
設置要望が出ていたことを明らかにし、会見後、
記者に「予算の絡む話なので先送りにしていた」と説明した。

　学校側はこの後、野球部員の保護者約５０人を集めて事情を説明。
保護者側から「どうしてこういうことが起こったのか」
と詰め寄る声が会場の外まで響き、「（県大会には予定通り）出るのか」
などの質問も相次いだ。











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就職大氷河期の中国、中２が大学生８０人を詐欺

北京＝佐伯聡士】就職大氷河期に見舞われている中国で、
大学生が職探しを焦って、詐欺などの被害に遭うケースが目立っている。

　中国紙「中国青年報」によると、
内モンゴル自治区で、今年４月、雑誌社の求人広告
につられた大学生８０人以上が中学２年の男子生徒の詐欺に
遭う事件が発生。

　中学生は同自治区の区都フフホト市内のホテルで、
「月収５００元（約７０００円）で１００人募集」と印刷した
ニセの求人広告を見て訪ねてきた女子大生らと次々に
雇用契約を結び、保険料などをだまし取った。

　中学生は市公安局警官と名乗り、
警官の制服や偽造身分証などを見せて信じ込ませたという。
警官が雑誌社の求人をすること自体あり得ないが、
中学生は「大学生は単純で、警官になりすませば、
簡単にカネが入った」と供述している。

　また、河南省では、大学生１０４人の
保護者が省の公安局や司法局などの仕事の
口利きをするという甘言にのせられ、
計７００万元（約９８００万円）をだまし取られる事件もあった。

　このほか、知らぬ間に、
「経済邪教」として厳しい取り締まり対象となっているマルチ商法の
片棒を担がされ、犯罪にかかわってしまう事件も後を絶たない。